今流行りの乳酸キャベツって知ってますか?(1)~作り方
乳酸菌発酵・乳酸キャベツ
昨日も某TV番組でやってましたが、乳酸キャベツってご存知でしょうか?
昔から欧州で愛されてきたザワークラウトやシュールクールと呼ばれている漬物です。
主な材料は塩とキャベツだけ!この手軽さもあってか、話題の発酵食材なのです。
乳酸キャベツでおなかすすっきり!
名前の通り、乳酸キャベツは乳酸菌が多く含まれています。
キャベツには食物繊維のほか、胃腸の粘膜を修復を促すキャベジンも豊富!この成分は乳酸菌が発酵しても効果は損なわないのです。
また、発酵させることによって乳酸菌による整腸効果があるほか、乳酸菌が生きて腸に届きやすいので腸内細菌のバランスを整えます。
加熱してしまうと乳酸菌は死菌にはりますが、含まれる成分にはビフィズス菌などの善玉菌の増殖を助ける働きがあるそうで、色々な料理に活用できます。
この乳酸キャベツは日を追うごとにうまみが深くなるのと、冷蔵庫で1か月保存可能なので、一度作ってみて損はない健康食品です。
早速乳酸キャベツを作ってみましょう
乳酸キャベツの作り方は本当に簡単!
用意するもの
- 新鮮なキャベツ1個(だいたい1キロ)
- 塩(小さじ4弱)
- キビ砂糖(小さじ1/2)
- お好みのスパイス(唐辛子・粒こしょう・クローブ・ローリエなど)
- 密閉袋(ジプロックのようなもの・サイズ大であればキャベツ1個が入ります)
作り方
1.キャベツを千切りにする。(なるべく細かく切ると発酵しやすい)
2.保存袋に1の半量入れて塩半量を振りいれ、また残りの1を入れてから残りの塩と砂糖を入れる。
(味をなじませるために塩は2回に分けて入れます)
3.袋の上から両手で揉む。
4.好みのスパイスを入れる(唐辛子は防腐面からも入れるのがお勧め)
5.余分な空気を袋から出す
6.500mlのペットボトル3本に水を入れ、重しをして直射日光の当たらないところ、常温で1~5日くらい置く
7.味見をしてみて、泡が立ってきていて、酸味が出てきたら発酵しています!きれいな瓶などに移して冷蔵庫に入れます(約1か月保存可能)
キャベツの種類によって特色があるものが出来上がる
キャベツの種類によってそれぞれ出来がりに違いが出るようです。
中でも紫キャベツはキャベツの中で一番食物繊維、ビタミンCの含有量が最も多く、抗酸化成分のアントシアニンが豊富なので美容を考えると一番お勧めです。