敏感肌予備軍!?男性の間違ったシェービング方法
男性のスキンケア商品が最近多くなってきていますが、間違った使い方をすると肌が荒れてしまうかも?
今回は男性のシェービングについて考えてみたいと思います。
肌の水分量が少なく角質層が厚い男性の肌
男性の肌は女性と比べると意外と敏感肌になっている場合があります。原因として日焼け止めを塗らない、洗顔をゴシゴシとしてしまっている等が考えられます。男性の肌は基本的に「無防備」状態、ストレスを肌に日常的に与えていることで敏感肌の方も増えているようです。
男性の肌は無防備、だからこそスキンケアが必要
髭剃りの時に気を付けたいこと
敏感肌の場合、毎日の髭剃りが苦痛になっている方も多いかと思います。
この場合、正しいシェービングを実践してみてください。
- まず髭に水分を含ませるためにも洗顔をする
→髭が柔らかくなってスムーズにそれます - シェービング剤が髭や肌になじむようにする
→数十秒なじませると肌が柔らかくなってきます - 髭の生えている方向に沿って上から下へ剃る
→逆にすると肌への負担がかかりやすくなります
ただし電気シェーバーは逆剃りをします - シェービングの後は保湿重視
→シェービング後は肌の角質層などの表面が削られている状態になっています。化粧水、ローション、乳液などを使い、保湿し、肌を外気から守ります。
正しい洗顔を心掛ける
洗顔の基本は肌と指とのクッションを洗顔料で作り上げ、優しく洗い上げること。
また、洗顔料は良く泡立ててキメの細かい泡を作るように心がけてください。
キメが荒いと肌に直接指や手のひらなどが当たって肌への負担になりかねません。
洗顔で注意する点として以下の項目があげられます
- 洗顔料はきめ細かい泡をつくる
- 洗顔する際には力を入れずに優しく洗う
- お湯ではなく、ぬるま湯程度で丁寧に洗い上げる
すすぐ際に丁寧に流すことも大変重要となっていきます。洗顔料が残ると洗浄成分が肌に残ってしまうため、肌荒れをおこす危険性があります。
敏感肌におススメの洗顔料
お肌が弱い人は特に洗顔料には注意してください。
チューブタイプなどは水分が入っているので防腐剤が入っています。
ポンプタイプなどは防腐剤はもちろんのこと界面活性剤が比較的多く配合されていることが多いので、肌荒れの原因になる事もあります。
一番おススメはなんといっても固形石鹸です。
固形石鹸は基本水分量が少ないので防腐剤が入っていないものが多いのです。
また、固形せっけんでも肌に優しいのは枠練りタイプやコールドプロセスタイプが保湿成分の含有量が多いのでお勧めです。
固形石鹸は泡立てネットで泡立てるのススメ
本来石鹸の泡というのは油分を包み込んで消えるという働きがあります。台所洗剤などずっと泡がたってるものはそれだけ洗浄成分の界面活性剤の割合が多いということになります。
手が汚れていたり、油分が付いている場合、石鹸の泡立ちが悪いこともあります。
また、泡立ちが悪いと思って、そのまま手と石鹸をこすり合わせていても手の油分が取れるばかりで石鹸が減りやすくなってしまう、泡も荒くなるということもありますので、固形石鹸は泡立てネットを使う事をオススメしています。
慣れると簡単に上質の泡を作れますので、ぜひ使ってみてくださいね。
固形石鹸を上手に泡立てるには
- 石鹸を泡立てネットを軽く濡らす
- 泡立てネットに石鹸をこすりつける
- 石鹸を外して 泡立てネットだけに空気を入れるようにもみこむ
シェーバーやかみそりの切れ味は落ちてませんか?
意外と忘れがちなシェーバーやかみそりのケア。シェーバーやかみそりの切れ味が落ちていると、必要以上に肌への負担が増えてしまいます。
特にかみそりの歯の部分は水などで洗い流すのが基本です。ティッシュペーパーやタオルなどでかみそり部分を拭くと歯がの部分の劣化が早くなります。
カミソリのカートリッジを洗面台にコツコツたたきつける。カミソリを洗面台にたたきつけると、精密に作られているカミソリのパーツに大きな損傷を与えかねません。
Gilletteより
カミソリをタオルで拭く。 乾かして刃の寿命を延ばそうと考え、タオルで拭く人がいますが、かえって刃に損傷を与えてしまいます。シェービングの効果が落ちてしまいます。シェービング後、水洗いした後は、タオルで拭かずに、自然乾燥させてください。
シェービング後のケアの重要性
男性と女性の肌の違いは水分量が少ない、ということがあります。
また、紫外線のケアもしていないという男性も多いと思います。男性は皮脂分泌が多く、肌の内部に水分が少ない状態の人が多く、知らないうちに乾燥肌→敏感肌になっている人がいます。
このためにもまずはシェービングで肌になるべく負担を掛けない方法をとり、その後には保湿をしっかりすることで、乾燥肌→敏感肌になってしまうのを防ぐようにしましょう。