杏オイル(アンズ核油)をご存知でしょうか、杏の種から採れる希少なオイルです。
日本では馴染みのあまりないオイルではありますが、このオイルの嬉しいパワーを5つご紹介します。
【1】加齢で出来るイボを撃退!?
アンズ核油(アプリコットカーネルオイル・杏オイル:以降アンズ核油と表記します)には、様々な良い作用があると言われて、最近注目されています。特に加齢で出来るイボが取れるということでメディアで注目されたことも。
加齢でできる老人性イボ~ 脂漏性角化症について~
「取れるイボ」と呼ばれるものはいわゆる老人性イボというもので、加齢によってできる 脂漏性角化症 というものです。
長年、紫外線を浴びることにより、皮膚が老化してできるものです。良性の腫瘍なので、身体に悪影響は及ぼさないと考えらますが、首などに目立つところにできると気になりますよね。
肌のターンオーバーてイボを取が取れる?杏オイル
アンズ核油の成分は、肌の代謝を上げて肌のターンオーバーを早める作用があると言われています。
また、肌の酸化を守るビタミンEや美肌効果があるβカロテン(ビタミンA)なども豊富にあるので、硬くなった角質が柔らかくなります。角質が柔らかくなることでイボが目立たたなくなるという話。
【2】若返り!?美肌と健康にうれしい
杏オイルに含まれている高級脂肪酸は、年齢とともに硬くなってしまったお肌を柔らかくし、潤いのある若々しいお肌にする効果も期待できます。
若さの脂肪酸!?パルミトレイン酸
「若さの脂肪酸」と呼ばれているほどのパルミトレイン酸。肌細胞のターンオーバーを早め、くすみを解消する効果が期待できます。
もともとパルミトレイン酸は私たちの肌にも含まれていますが、年齢とともに減っていきますが、杏オイルで補うことも可能です。
杏オイルに含まれる【活性酸素撃退】のビタミンE・ステアリン酸。
ビタミンEは強い抗酸化作用があるので若返りのビタミンとも呼ばれています。体内で生成されることが出来ないので、外部から取り入れることとなります。ステアリン酸も抗酸化作用があると言われてる脂肪酸です。
肌の代謝を促したり色素沈着してしまった細胞を排泄する作用があるので、シミ対策・予防にも期待が出来ます。
くすみや肌荒れに優しいオレイン酸
オレイン酸が不足すると肌荒れはくすみの原因の一つと考えられています。不飽和脂肪酸の中でも最も酸化しくく、過酸化脂肪(いわゆるカラダのサビ)予防になると言われています。
杏オイルにはオレイン酸が約70%が入っています。
【3】脂性肌に~皮脂の分泌を調整~
アンズ核油は肌の代謝を上げると言われているため、ニキビや吹き出ものにも効果が期待出来ます。
【紫外線やニキビ】対策のパルミチン酸
杏オイルに入っている脂肪酸の一種であるパルミチン酸は抗酸化作用の働きをします。
ビタミンAを安定化させ、しわを押さえる、過剰な皮脂の分泌を抑えるのでニキビを減らすと言われています。
杏オイルに含まれる【強力な高酸化力】の栄養素βカロテン
杏オイル含まれるβ-カロテンは強力な抗酸化力を持つ栄養素です。体内では必要量に応じてビタミンAとしても効果を発揮します。
人体の粘膜や皮膚を健康に保ったり美肌効果が期待できます。
【4】乾燥肌には潤いを
乾燥肌と脂性肌だと考え方はまるきり正反対な気がしますが、このアンズ核油は乾燥肌の方には潤いを、脂性肌の方には皮脂の分泌を調整してくれる優れものです。
保湿を上げたいお子様やニキビなどで悩みを持つ思春期の方、お肌が乾燥しがちなご高齢の方まで幅広くお使い頂けるオイルです。
保湿・抗炎症【セラミド構成成分】のリノール酸
保湿や抗炎症作用などの作用があります。角質層から水分が蒸発するのを防ぎ、肌をなめらかにする作用があり、肌のバリア機能を高めます。
セラミドとは人の肌バリア機能とも言われる角質層の重要成分になります。
【5】頭皮や髪に優しい
杏のオイルは髪のなじみが良いのが特徴です。
粘りが椿油の約60%と軽いので使いやすいくく、髪へ浸透しやすいオイルです。
ビタミンEなどの抗酸化作用や紫外線に強いパルミチン酸も入っているため日ごろから紫外線などで傷んだ髪や頭皮に嬉しいオイルです。
東洋人の肌になじみやすいオイルとして
杏は元々中国が発祥とされ、この杏から採れる杏オイルは東洋人の肌になじみやすいオイルです。
昔から漢方の材料としても
中国で杏の核の部分(杏仁)は昔から漢方薬の材料として使われています。
絶世の美女と呼ばれた楊貴妃もこの杏を愛用して、美肌・美髪を手に入れ、皇帝に見初められたと言われています。
杏オイルは杏の種の中の核を絞ったオイルです。一つの種からわずかな量しか採れない貴重なオイルです。