超簡単!肌に優しい固形石鹸・もっちり泡の作り方と基本の洗顔法

石鹸と泡
目次

石鹸の泡立て方

固形石鹸は、そのシンプルさと環境への優しさで、多くの人々に愛されています。液体石鹸と比較して、長持ちし、コストパフォーマンスにも優れているため、日常生活での使用が再び注目されています。しかし、固形石鹸を最大限に活用するためには、適切な泡立て方を知ることが重要です。ここでは、固形石鹸の泡立て方をご紹介します。

手で泡立てる

最もシンプルな方法は、手で泡立てることです。まず、両手を流水ですすぎ、石鹸を手に取ります。石鹸と手を水に浸けた後、手のひらで石鹸をこすり合わせて泡を作ります。この時、空気を含ませるように意識すると、より豊かな泡が生成されます。手のひらでの摩擦だけでなく、指先を使って泡を細かくすることも効果的です。

泡立てネットを使用するオススメ

より豊かでクリーミーな泡を作りたい場合は、泡立てネットの使用をお勧めします。泡立てネットを濡らした後、石鹸をネットにこすりつけて泡を作ります。その後、石鹸をソープデッシュなどに置きます。
石鹸分のついたネットの両端を持ち、大きく円を描くように両手を回転させると、ふわふわの泡が簡単に作れます。
また、少し水をつけたしながら泡を作るとより多くの泡を作ることができます。

泡立ての注意点

どちらの泡立て方も泡を「ちゃんと作る」事が重要です。
なんとなくもやっと(?)泡をなんとなく作った状態だと洗う時にお肌に負荷がかかる可能性が高いのです。
基本は顔と指などとの間に摩擦がおきにくいように泡の「クッション」を作ることが重要なので、泡は多く&キメが細かいものを作るようにしてください。

泡立てネットがオススメな理由とオススメな泡立てネット

泡立てネットを石鹸と別に用意しないといけない…メンドクサイ。。。そんなこと考えていませんか?でも泡立てネットは本当に優れものなのです。

泡立てネットオススメな理由とは

石鹸の泡は肌の油分などの汚れを包んで消えるという事が石鹸本来の役割です。ですので、汚れと直接触れ合うとそれだけ泡を作るのに時間がかかってしまいます。
手と直接触れる回数が減るので、手の皮脂と結合して泡が作りにくいという事も避けられます。また、石鹸の減り具合も直接手で泡立てるのより少ない傾向にあります。

また、泡立てネットを空気を入れるように使用することにより、キメの細かくフワフワ・モチモチした泡を作ることができます。
※泡立てネットに「強く」こすりつけると必要以上の石鹸分を削り取ってしまい減りが早くなる可能性もあります。

オススメな泡立てネット【パラシュート型】

一番使いやすいタイプはこのパラシュート型
泡立てネットの両側から石鹸分を摂れるのですぐに泡を作ることができます。

  • 泡立てネットを軽く濡らしてからパラシュートの下の部分に石鹸を入れて数回こすります
  • 石鹸を外します
  • 泡立てネットをもみ込み少し水を足します
  • 泡が出来てきたら絞って泡を手に取って利用したい場所につけてご利用ください
  • 使用後は石鹸分をすすいで乾燥させてください

ボール型

使い方はパラシュート型とほぼ同じですが、泡が泡立てネットのボールの中に入り込んでしまうので、慣れるまでにはちょっと時間がかかるかも知れません。
使い終わった後に石鹸を乗せる等々の行為は絶対にNGです。石鹸が溶けやすくなってしまいます。

  • 泡立てネットを軽く濡らしてから石鹸を入れて数回こすります
  • 石鹸を外します
  • 泡立てネットをもみ込み少し水を足します
  • 泡が出来てきたら絞って泡を手に取って利用したい場所につけてご利用ください
  • 使用後は石鹸分をすすいで乾燥させてください

お勧めできない…ネット番外編

泡立てネットに石鹸を入れて使う形
固形石鹸を販売する立場から言うと絶対にNGです!
泡立てネットの水分が随時石鹸をふやけさせ、利用しない場面でどんどん溶けていく可能性があるからです。
もしこのような形でご利用するのであれば利用後には十分に泡立てネットの水分を拭きとってください。

固形石鹸の種類

固形石鹸は、主に、純石鹸、化粧石鹸、薬用石鹸の3つのカテゴリーに分けられます。また、選ぶ際は、自分の肌のタイプや洗い上がりの好み、特定の肌の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
ご自身の肌に合った固形石鹸をご利用ください。

純石鹸とは

純石鹸とは、日本工業規格(JIS)によって定義されている、脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウムが98%以上含まれている石鹸のことを指します。この定義によると、純石鹸は石鹸素地のみで構成されており、添加物が含まれていないため、肌に優しいとされています。

純石鹸は、洗顔、ボディウォッシュ、洗髪、洗濯、食器洗いなど、多目的に使用することができるのが特徴です。また、洗浄力が強いため、皮脂汚れやタンパク質汚れをしっかりと落とすことができますが、その分、乾燥しやすいというデメリットもあります。無添加にこだわりたい方やアレルギーが気になる方にはおすすめの石鹸です。

化粧石鹸とは

化粧石鹸とは、顔や体を洗うために特別に作られた石鹸のことです。

これは一般的な石鹸とは異なり、肌に優しい成分が配合されており、洗浄力も適度に保たれています。化粧石鹸は、肌の汚れを落としながらも、必要な油分を保持し、肌の乾燥を防ぐように設計されています。そのため、敏感肌の方や乾燥肌の方に特に推奨されることが多いです。

化粧石鹸の中には、無添加やオーガニックといった肌に優しいタイプのものもあり、肌への刺激を最小限に抑えるように作られています。また、香りや保湿成分を加えた製品も多く、使用感にもこだわりが感じられます。

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薬用石鹸とは

薬用石鹸とは、特定の成分を含むことで肌の殺菌消毒や肌荒れ防止を目的とした医薬部外品の洗浄剤です。特に肌のトラブルを抱えている場合や、特定の菌に対する効果を求める場合に選ばれることがありますが、日常的な手洗いにおいては、無添加や自然由来成分の石鹸も効果的な選択肢となり得ます。

薬用石鹸の使用にあたっては、その成分や肌への影響を理解し、個々の肌質や状態に合わせた選択が重要となります。

お肌に優しい基本の洗顔法

美しい肌を保つためには、正しい洗顔法が非常に重要です。洗顔は、肌を清潔に保ち、スキンケア製品の効果を最大限に引き出すための基本的なステップです。ここでは、基本的な洗顔法についてご紹介します。

  • 洗顔前には手をきれいに洗いましょう。
    顔に直接触れる前に手を清潔にすることで、バクテリアや汚れが肌に移るのを防ぎます。
  • ぬるま湯で顔を濡らし、洗顔料を手に取ります。洗顔料は、しっかりと泡立てることがポイントです。十分な泡ができたら、それを顔全体にやさしく広げていきます。肌をこすりすぎないように、指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。

    特に注意が必要なのは、摩擦を避けることです。強くこすりすぎると、肌を傷つける原因になります。また、洗いすぎも肌の自然な油分を取りすぎてしまい、乾燥や刺激の原因になるため、避けるべきです。
  • 洗顔後は、ぬるま湯で丁寧にすすぎ、水分を優しく拭き取ります。タオルで強くこすらず、軽く押さえるようにして水分を取りましょう。
  • 最後に、洗顔後はすぐに化粧水や乳液で保湿を行い、肌の潤いを保つことが大切です。これにより、肌のバリア機能を高め、健康な肌を維持することができます。

正しい洗顔法を実践することで、肌トラブルを防ぎ、美しい肌を保つことができます。毎日のスキンケアの中で、洗顔はとても重要な役割を果たしているのです。

これを機会に今まで洗顔で固形石鹸を使ってなかった方もご利用頂けると幸いです。

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