スクワランとは?乾燥・敏感肌を守る働きと、杏オイルとの相性の良さについて

乾燥しやすい季節や、肌が敏感に傾きやすい日。 そんな時に、そっと寄り添ってくれる成分があります。 それが「スクワラン」。

スクワランがどんなふうに肌を支えてくれるのか、その理由を、これから丁寧に紐解いていきます。

目次

肌にすっと溶けるスクワランという成分

皮脂にもともと含まれる「スクワレン」を安定化したオイル

スクワランは、私たちの皮脂に自然に存在する「スクワレン」という成分を、酸化しにくい形へと整えた保湿オイルです。
スクワレンは本来、肌のうるおいを守り、外的刺激から守る“天然のバリア”として働いていますが、空気や光に触れると変質しやすいという弱点があります。

そこで、スクワレンに水素を加えて安定化させたのがスクワラン。
肌になじませた瞬間にすっと広がり、重さを感じさせない軽やかさを保ちながら、乾燥から肌を守る薄いヴェールをそっとまとわせてくれます。
乾燥が気になる季節はもちろん、肌がゆらぎやすい日にも心地よく使える理由は、この「軽さ」と「肌なじみの良さ」にあります。

スクワラン

うるおいが続く肌には、スクワランの力がある

スクワレンとは?体内でつくられ、年齢とともに減少するうるおい成分

スクワレンは、体内で糖や脂質がエネルギーとして使われる過程で自然に生成される脂質です。
食べ物が分解されると「アセチルCoA」という小さな分子が生まれ、これが脂質をつくる材料となります。

この材料が段階的に組み合わさっていく途中でスクワレンが生成され、主に肝臓や皮膚の皮脂腺でつくられています。

生成されたスクワレンの一部は皮脂として分泌され、肌表面に広がることで水分の蒸発を防ぎ、外部刺激から肌を守っています。

しかしスクワレンは 20代前半をピークに徐々に減少 していきます。そのため、年齢とともに乾燥や敏感さが現れやすくなります。

スクワランはこの“減っていくうるおい”を補うために、美容で広く使われている成分です。肌にもともとある成分に近いため、赤ちゃんから高齢の方まで使いやすいのも特徴です。

植物性スクワランと動物性スクワランの違い

スクワランには「植物性」と「動物性」の2種類があります。
どちらも成分としては同じですが、原料や特徴に違いがあります。

植物性スクワラン
  • 酸化しにくく安定性が高い
  • 軽い使い心地で刺激が少ない
  • 環境・倫理面で負担が少ない
    → 現在のスキンケアでは主流
動物性スクワラン(深海ザメ由来)
  • 肌なじみが非常に良い
  • しっとり感が高い
  • かつては高純度で人気
  • 資源保護の観点から使用量は減少傾向

ただし、動物性には“しっとり感の高さ”という大きなメリットがあり、洗い流すアイテムなどでは今も採用されることがあります。

※ココロ化粧品のナチュラルピュアソープでは深海ザメ由来スクワランを使用しています。
これは、しっとり感を重視した仕上がりのためで、副産物利用など環境面にも配慮したルートを選んでいます。

スクワランが美容で求められる理由

スクワランは酸化しにくく、テクスチャーも軽やか。季節を問わず使いやすく、肌に負担をかけにくいのが魅力です。
こうした特徴によって、スクワランは日々のスキンケアでさまざまな場面で肌を支えてくれます。たとえば──

  • 外的刺激から肌を守る“バリア補助”
  • 乾燥による小じわを目立ちにくくする
  • メイクのりを良くする柔らかさ

これらの働きが重なり合うことで、肌のうるおいを長く保つためにスクワランの力が欠かせません。

敏感な日こそ、スクワランがそっと寄り添う理由

肌になじみやすい、やさしい構造

スクワランは、人の皮脂に近い構造を持っているため、 敏感に傾きやすい肌にもスッとなじみやすいのが特徴です。 角質層に自然に広がり、肌と一体化するようになじむため、表面に油膜だけが残るような“浮いた感じ”がなく、刺激を感じやすい状態の肌でも負担になりにくい成分です。

肌が敏感なときは、 ・スキンケアがしみる ・赤みが出やすい ・乾燥してつっぱる など、ちょっとした変化にも反応しやすくなります。 スクワランは、こうした不安定な状態の肌に寄り添い、 必要以上に刺激を与えずにうるおいを補ってくれます。

余計な刺激を与えないシンプルさ

スクワランは成分としてとてもシンプルで、香料やアルコールなど、刺激になりやすい要素を含まないのが特徴です。

このため、肌がゆらいでいる時期でも使いやすく、 「今日は肌が不安定かも…」という日にも安心して取り入れられます。

また、スクワランは肌表面に薄い膜をつくることで、 外的刺激から肌を守る“クッション”のような役割も果たします。 肌が敏感なときほど、この“守られている感”が大切になります。

他の保湿成分と調和しやすい

スクワランは、ビタミン類や植物オイルなど、 他の保湿成分と組み合わせても相性が良いのが特徴です。肌の上で他のオイル成分と重なり合うように広がり、スキンケア全体の仕上がりをやわらかく整えてくれます。

特に、杏オイルのような軽やかな植物オイルとは相性が良く、 一緒に使うことで肌の柔らかさがより引き立ちます。 敏感肌のケアでは“重ねても負担にならない”ことが大切ですが、 スクワランはその条件を満たしてくれる成分です。

杏オイル(あんず核油)と重なり合うとき、肌に生まれるやわらかさ

杏オイル(あんず核油)のうるおいを、スクワランがそっと支える理由

杏オイル(あんず核油)とスクワランが重なるとき、肌の上ではそれぞれの良さが引き立ち合います。杏オイル(あんず核油)は角質をやわらかく整え、乾燥して硬くなった肌をほぐすようにケアしてくれる成分。

そこにスクワランが加わることで、杏オイルのうるおいが肌にスッとなじみやすくなり、より均一に広がるようサポートします。

杏オイルの“ほぐれるような柔らかさ”と、スクワランの“軽やかななじみ”が重なることで、肌の質感はしっとり、ふっくらと整います。

なじみがスムーズで、乾燥部分がふっくら

杏オイルとスクワランを重ねると、 肌に触れた瞬間のなめらかさが増し、 乾燥しやすい部分が自然とふっくらと整います。

これは、スクワランが角質層のすみずみまで広がり、 杏オイルのうるおいを抱え込むようにサポートするため。 乾燥によるゴワつきが気になる部分にも、 やさしくうるおいを届けてくれます。

うるおいが長く続く、やさしい保護膜

スクワランがつくる薄い保護膜は、 杏オイルのうるおいをそっと包み込み、長くキープしてくれます。 重さを感じさせないのに、しっかり守ってくれるのが特徴です。

「乾燥しやすいのに、重いオイルは苦手」 そんな方にも使いやすい組み合わせです。

ココロ化粧品が選んだ、やさしさのかたち

深海ザメ由来スクワランを石鹸に採用した理由

ココロ化粧品の石鹸には、あえて 深海ザメ由来のスクワラン を採用しています。

動物性スクワランは植物性に比べてしっとり感が高く、洗い流すアイテムでもつっぱり感を抑えられる のが特徴。
石鹸の「やさしいのにしっとり」という仕上がりは、この動物性スクワランの力が支えています。

また、ココロ化粧品では副産物として得られる原料を選ぶことで、環境面にも配慮したルートを採用しています。

植物由来スクワランは基礎化粧品に

基礎化粧品に使用しているスクワランは、オリーブやサトウキビなどから抽出される 植物由来スクワラン

植物性スクワランは酸化しにくく、肌への刺激が少ないとされており、敏感肌の方でも使いやすい軽やかな質感が特徴です。

分子の大きさが均一で角質層にスムーズに広がるため、ベタつきが残りにくく、「軽さ」と「うるおい」を両立した仕上がりが叶います。

※基礎化粧品は今後の展開に合わせて、植物性スクワランを中心に採用していく予定です。

杏オイルとの相性を大切にした処方

杏オイル(あんず核油)は角質をやわらかく整え、乾燥して硬くなった肌をほぐすようにケアしてくれる成分。
スクワランはそのうるおいが肌に均一に広がるようサポートし、ふたつが重なることで“やさしいしっとり感”が生まれます。
ココロ化粧品では、
「杏オイルの柔らかさ × スクワランの軽やかさ」
このバランスが最も心地よく感じられるよう、配合量や質感を丁寧に調整しています。

ベタつかず、心地よい仕上がり

スクワランは油分でありながら重さを感じさせず、石鹸の「やさしいのにしっとり」という洗い上がりを支えています。
ベタつきが残らず、肌がふっくらと整う感覚を実感しやすくなります。

毎日のケアに、そっと仕込むスクワラン

石鹸|つっぱり感を抑えたい日に

洗顔後のつっぱり感は、 皮脂膜が一時的に失われているサインです。 スクワランを含む石鹸は、洗い上がりの乾燥を防ぎ、 肌の柔らかさを保ちやすくしてくれます。

特に、乾燥しやすい季節や、 肌が敏感に傾きやすい時期には、 スクワラン入りの石鹸が“やさしい守り”になってくれます。

マスク|乾燥が気になる部分に

部分的に乾燥しやすいところには、 スクワラン入りのマスクが効果的です。 薄い保護膜がうるおいを長時間キープし、 乾燥によるゴワつきをやわらげてくれます。

また、スクワランは他の保湿成分と調和しやすいため、 美容液やクリームの浸透感を邪魔せず、 スキンケア全体の仕上がりを底上げしてくれます。

オイルケア|仕上げの一滴でバリアを整える

スキンケアの最後にスクワランを一滴。
これだけで、肌の水分が逃げにくい状態が整います。乾燥しやすい部分にポイント使いするのもおすすめです。

スクワランは軽やかでベタつきにくいため、「オイルケアは重い」と感じる方でも取り入れやすいのが魅力。
肌のバリア機能をサポートし、ふっくらとした柔らかさを保ちやすくしてくれます。

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