よく見かけるんだけど…パラベンって何?
化粧品や石鹸の主成分をみると(裏面などに記載されています)
パラベンが最後の方に記載されているのをよく見かけます。
主成分トップの部分が一番多い成分で後ろに行くほど少なく配合…となっていますが
「パラベン」 って一体何でしょうか?
化粧品類に1%までの使用が認められている防腐剤の一種です。
ではなぜ防腐剤をわざわざ入れているのでしょうか?
理由は簡単です。
化粧品類には水分があるため、防腐剤は入らないと腐ってしまうからなのです。
また、チューブなどに入っている液体・半固形石鹸は固形石鹸より水分量が多いため
やはり腐りやすいので防腐剤は固形石鹸より多く配合されていると考えられます。
固形石鹸内の水分量がなければ防腐剤もあまり多く必要とされません。
お肌が弱い人に固形石鹸を勧められるのはこの点があるからと思われます。
パラベンは防腐剤として化粧品などに配合は認められていますが、
石油系の物質でもともと体内にないもの…と考えると
パラベンの配合されているものはあまりお肌に嬉しいものではありません。
また人によっては紫外線にあたって日焼けした場合、
シワ、シミなどの老化が早く進行してしまう可能性があるようです。
お肌の弱い人にはパラベン配合の化粧品・石鹸はお勧めしたくありません。
化粧品類は成分表をよく見て
ココロ化粧品はパラベンはもちろんのことお肌に嬉しくないものは配合していません。
また通常の石鹸ではどうしても入ってしまう酸化防止剤
これもまた配合していません。
油分が石鹸に配合されているのになぜ?と思われるかもしれませんが、
ココロ化粧品は真空パックでの個包装を採用しています
このため、酸化防止剤も一切不使用です。
化粧品類(石鹸を含める)は、必ず成分表をどこかに記載しないといけません。
手作り石鹸は安心?
手作り石鹸という名目で成分表等記載がなく販売されている方がいらっしゃいますが、これは基本的には雑貨扱いです。
雑貨扱いなので顔を洗ってかえって荒れてしまった・発疹ができたとしても使っている方の自己責任となります。
化粧品扱い(顔等にも使う)であれば、必ず厚生省の許可がなくては販売できません。
ココロ化粧品は職人さんに作ってもらっていてる手作り石鹸ですが、許可はとっている商品ですので、箱の裏面には全成分表を記載しています。
手作りだからといって、調べずに使うのではなく、ちゃんとご自身で判断されてからご利用されることをお勧めします。
たまに古い油で作る石鹸を身体に使っても良いか?という方がいらっしゃいますが、これだけは絶対に避けてください。
これは洗剤として利用するように個人で作るものですので…。