水のとり方ひとつでこんなに違う!便秘解消・潤い肌へ
人間の体の〇%は水分!
Qさて問題です、人間の体の多くは水分でできています。
体重の何%を水分は占めているのでしょうか?
A体重からの水分量の割合は
【新生児】約75%【子ども】約70%【成人】約60~65%【老人】50~55%
となります。
必要な水分が足りないと体にトラブルが生じてきます。
水分が少なくなるこの時期は特に危険です。
必要な水分の目安と正しい飲み方
自分に必要な水分は?
体重(kg)×33(ml)=自分に必要な水分(ml)
体重1kgあたり30~35mlが必要水分と言われています。
上記で算出された数値は目安にお考えください。
正しい水分補給って?
水をただ飲むというだけでは体への水分補給にならない場合もあります。
ご自身の通常の水分の摂取の仕方と比較してみてください。
- 大量に飲まない
水分を大量に飲んでも吸収しきれません。トイレが近くなるのでかえって脱水する恐れがあります。 - 喉が渇いてからでは遅い
喉が渇く=すでに脱水が始まっている
状態になっています。喉が渇く前に水分補給するのが鉄則です。 - 冷えすぎの物はNG
冷えた飲み物は内臓を冷やし、体の循環を悪くする恐れがあります。
冷え性の方は特にNGです。 - カフェインは水分と考えない
緑茶や紅茶、コーヒー、コーラ、などカフェインを含むものは利尿作用があります。
水分が体内から出てしまうので必要摂取の水分量としては計算しません。
水の種類は色々・特性に合わせて摂取する
水の種類も色々あります。その水の性質で体の不調を治していきましょう。
硬水・超硬水(便秘を解消したい・肌荒れを治したい・イライラ改善)
便秘による体への影響
便秘は体内に様々な悪影響を及ぼします。
特に、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルを感じる方も多いかと思います。
これは便秘により体内の老廃物が溜まっている状態なのでこのような症状が出るのです。
また、便秘を放っておくことにより
基礎代謝が下がる=脂肪が燃焼しにくい 状態となります。
そこで摂取したいのが硬水です。
硬水にはミネラル成分の含有量が多く、カルシウムも多く含まれています。
また、硬水のマグネシウム成分は便秘改善効果が期待できます。
マグネシウムには
- 胃腸を刺激して活性化
- 便を柔らかくする作用
という効果があり、このマグネシウムの含有率の高い硬水を選ぶのがポイントです。
硬水を食前に1杯飲むのがお勧め。
硬水の中にも超硬水というものがあります。
マグネシウムの含有量・カルシウムの含有量も多くなります。ただ、硬水に比べると癖が出てきます。
ミネラルが多いので腎臓に負担を掛けやすく、また、胎児の内臓に負担を掛ける可能性もあります。
ミネラルにナトリウムも入っており、血圧上昇を促すので高血圧の方も飲みすぎは注意です。
炭酸水(血行改善・ダイエット・食欲増進)
炭酸水は食欲を押さえられたり、または食欲増進します。体調によって飲み方を工夫してみてください。
- 常温で300~500ml飲むと胃が膨れるのでダイエット向き。
- 冷やした炭酸水を100~150mlを食前に飲むと食欲がUPして水分や栄養を吸収しやすくなります。
- 起床時に冷やした炭酸水を100~150ml飲むと便秘対策に。
- 炭酸に含まれる二酸化炭素は血管を拡張させ、血流量を増やすので血行改善に役立ちます。
軟水(疲労回復・老廃物排出)
日本人になじみのある軟水。日本の天然水や水道水は軟水がほとんどです。
食事中に200~400mlを飲むことで老廃物排出や疲労回復によいとされます。
また、食事以外でもこまめにとることをお勧めします。
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いかがでしたか?
ご自身で水分をこまめに摂るようにして健康な生活を送ってみましょう。