こだわり石鹸開発秘話-1
今まで物販をやってない私が…意を決して良いものを世に出したい!と思って作った製品の忘備録です。
多くの人に使ってほしいな。こだわりの低刺激石鹸。
こだわり過ぎ!いや必要でしょ!
今販売してる石鹸(あんず美人石鹸・華美)作ってもらうとき本当に何度も何度も作り直してもらったのです。
今考えると…本当に手間も時間もかかるから無理言って
ちっちゃいロットのくせに…(;’∀’)
わがまま言わせてもらいました。
敏感な肌って本当に細かいことこだわらないとだめなんだもの…
ちょっと待って!まだちょっと違う…
サンプルが出来上がるまでには最低1か月~2か月はかかる。
ぶっちゃけサンプルといっても本番ものとほぼ変わらない工程を経て作り上げるから出来上がるの本当にも手間暇かかるんですよね。
だけど「サンプル出来上がって「?」って思ったら差し戻し…この繰り返しでした。作る側としては素人に何がわかるんかい!って思ってたと思います。
自分が作る側だとしたらここまで「戻し」があるのっておいおい何考えてるんだよ!って思ってに違いありません。その節はすみませんでした!この場を借りて謝ります^^;
でも肌に使うものは妥協しちゃいかんのです
食べ物とか、肌につけるものって気を使った方が良いと思いませんか?
販売する側(私の場合メーカー側として)が納得いかないものって製品への愛が出てこないし…何より、使っていただくお客様に対して「?」がつくものを提供するのっていけないと思う。
それって失礼な話しですよね?
こだわりは「さっぱり」と「しっとり」の共存
最初から保湿重視の低刺激石鹸を作りたかったのだけど、一般的に販売してる低刺激の石鹸って、保湿重視すぎてキュキュっとしたいかにも「洗いました!!」「ふぅ!!サッパリ!!」って感じがしないものが多かった。
いや、洗った感じのしないもの…しか私は出会ったことがなかった。
自分が提供する立場になるのであれば保湿重視でかつ、「さっぱり感」は重要視したかったのです。
「これ以上のものは作れん!」
最終的には石鹸作る職人さんに言われちゃいましたよ。
ある程度はお客(メーカー)さんに言ってる言葉だと思います。
ただ、今回は本当にそうなんだろうな…って思ったの。
何でかっていうと…
そこまでこだわるならって逆「提案」
そう…うちの製品はとことん肌に優しい製品として作りたかったので、入れてほしい成分はちゃんと入れてもらって作り直しもしてもらっていました。
多分、ここまで差し戻すところはなかったんじゃないかな…
逆に「そこまでこだわるなら酸化防止剤は抜きましょう」とか「香りは香料(人工的なもの)じゃなくて精油に…それもこれはちょっと高級だよ」とか「同じような効果はあるけどもっと肌に優しい成分はこっちだから」とか
途中から逆提案に変わったのです。
続く…