メーカーによってヨーグルトの働きが違う!?
目次
そもそもメーカーによって持っている菌が違う
ヨーグルトって1種類…というか「おなかによい」というイメージだけで何に効くのかは同じだと思っていませんか?
実はヨーグルトの株(菌)を持っているメーカーによって働き方がそれぞれ違うのです
そもそもヨーグルトって何?
ヨーグルトのパッケージには「発酵乳」と表記されています。この発酵乳というのはミルクと乳酸菌や酵母の働きで発酵されたものであり、ルーツは数千年にさかのぼると言われています。
ヨーグルトの語源はトルコから
ヨーグルトはこの発酵乳の1種で、この呼び名は古代のトルコ語が語源と言われています。日本でも発酵乳=ヨーグルトとして浸透しています。
日本でのヨーグルトの定義
ヨーグルトは乳酸菌で発酵させる発酵乳の一つで、この発酵乳を加工したものが乳酸菌飲料です。
ということなので、ヨーグルトとして独自の規格基準はないようです。
<発酵乳>
厚生労働省「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」より
乳またはこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌または酵母で発酵させ、糊状または液状にしたもの、またはこれらを凍結したもの。
<乳酸菌飲料 >
乳等を乳酸菌または酵母で発酵させたものを加工し、または主要原料とした飲料(発酵乳を除く)
効果はそれぞれの菌の特色で違う
ことからメーカーによってそれぞれ乳酸菌の保有が違い、それによって特色が違うのです。
このサイトでは一般的に販売しているメーカーの一部商品(菌株名)をピックアップします。
便秘予防・解消
◆ビフィズス菌
- ダノン・ビオ (BE80)
- 森永乳業・ビヒダス (BB536)
- 雪印メグミルク・ナチュレ恵megumi (SBT2928)
◆乳酸菌
- グリコ・おいしいカスピ海 (CHCC2907)
- フジッコ・カスピ海ヨーグルト (クレモリスFC)
- 明治・明治ブルガリアヨーグルトLB81 (LBB1)
- 明治・R-1 (R-1)
- 雪印メグミルク・ガセリ菌SP (SBT2055)
- 明治・LG21 (LG21)
- ヤクルト・ヤクルト(シロタ菌)
肌荒れ改善
◆乳酸菌
- フジッコ・カスピ海ヨーグルト (クレモリスFC)
- 明治・明治ブルガリアヨーグルトLB81 (LBB1)
- 明治・R-1 (R-1)
免疫力強化
◆ビフィズス菌
- メイトー・LKM512 (LKM512)
- 森永乳業・ビヒダス (BB536)
- 雪印メグミルク・ナチュレ恵megumi (SBT2928)
◆乳酸菌
- グリコ・おいしいカスピ海 (CHCC2907)
- フジッコ・カスピ海ヨーグルト (クレモリスFC)
- 明治・R-1 (R-1)
- 雪印メグミルク・ガセリ菌SP (SBT2055)
- 明治・LG21 (LG21)
- ヤクルト・ヤクルト(シロタ菌)
自分に合ったヨーグルト試す
メーカーによってそれぞれの特徴が違うのと、その菌によっても合うのか合わないのかというものがあります。
まずはご自身で試して合うようであれば続けるとよいのでは?と思います。
腸内環境を整えるということでヨーグルトは有効だとは思いますが、人によっては乳製品が合わないという人もいます。
くれぐれもご自身の体と向きあって試してみてくださいね。