夏は特に気を付けて!水分補給はこまめに行いましょう
一日に2~2.5リットルもの水分が出ていく!?
人間の体内の水分はおよそ50%以上あると言われています
これが不足すると喉が渇きます
5%失われると熱中症は脱水症状を引き起こしてしまいます。
熱中症を引き起こすと
- 頭痛
- 吐き気
- 手足のしびれ
などの症状が出てきます
この症状が重症化されると痙攣や意識障害…そして死に至る場合もあります。
人間にとって体内から水分がなくなるということは大変なことなのです。
特に高齢になると体内の水分量が減る傾向にあり、また、水分を吸収する力が衰えて、喉が渇くという自覚がないということも出てきます。
このため、高齢の方が室内で熱中症になりやすい傾向があります。
また、喉が渇いていると実感した時点で、体内の水分量はかなり減っている状態となります。
日頃から水分はこまめに取るようにするのが良いとされています。
汗をかいていないと思っていても尿や呼気、便とともに水分は排出されます。
その量は2~2.5リットルとも言われています。
その分を補充しないといけませんが、飲料として必要な分としては1.2~2リットル程度と言われています。
食品中に入っている水分も計算して飲料としては上記の量となりますので、日頃あまり摂取されない方はもう少し多めの方に水分補給をすると良いかもしれません。
水分不足で血液がどろどろに??
水を摂取すると身体の中を巡り巡ってほとんどは小腸・大腸で吸収され血液に移行していきます。
水分が足りなくなると
- 血液がどろどろになり、血液の流れが悪くなる
血液がどろどろになると身体全体の酸素が届きにくくなります。その結果、脳梗塞や心筋梗塞などの病気が起こりやすくなります。 - 血液の量が少なくなる
血管内の圧力が下がり、低血圧症状になってしまいます。 - 体調不良に陥りやすくなる
栄養が十分に消化・吸収できずに便秘の原因や、風邪をひきやすくなったりします。
といった状態になります
また、脳内の血液循環が悪くなることで精神的にもバランスが乱れることがあります。
血液循環がわるいと自律神経が乱れ、睡眠が浅くなることがあり、イライラするという症状がでてしまうことがあります。
水分不足で冷え性に!?
意外とも思えますが、水分不足となると血の巡りが悪くなることで体の末端部分にあたる手先や足先の血液循環がわるくなり、その結果、冷えやすくなります。
冷え性の人は水分が不足している場合もありますので自分が日頃からどのくらい水分補給をしているか確認した方が良いと思います。
水分は一気に多量に飲まない
日頃少しずつ水分を摂取している方は問題ないかと思いますが、水分が足りないかも…と思われて一気に摂取するのはお勧めできません。
一気に多量に水分補給をすると余分は水分を体外に排出しようとする作用が起こるからです。
これは血液が多量の水分によって血液が薄まってしまうのを防ぐ身体の仕組みから来ています。
1回の摂取は150~200ml程度に抑え、飲む回数を増やすようにしてみてください。
また、運動など行った場合は調節するようにされることをお勧めします。
この夏の時期はもちろんのこと、なかなかこまめに水分を摂取しようと気にしていないと忘れがちな水分補給。
血液をサラサラで良い状態にしたり、お肌を乾燥から守るという事でもこまめに行っていってくださいね。